■「標識の数=事故の数」説は本当か?

標識設置の経緯について、JR西日本の担当者は「自動車等が架道橋に接触する事象の多い箇所のため、視認性を高め、自動車の運転手に気づいて頂きやすくするために、2013年より設置しております」と説明する。

X上では「事故のたびに増えている」という説が提唱されていたがこちらは誤りで、担当者は「徐々に看板が増えていったわけでなく、自動車の運転手に高さ制限を効果的に認識してもらう方法を検討した結果、現在の形になりました」と、「標識数=事故数」説をやんわり否定していた。

標識設置の効果は上々で、「高さ制限標識を9枚設置している箇所では、鉄道の運行に影響があるような衝撃(事故)はほとんど発生しておりません」とのコメントも得られたのだ。