■コスタ・コンコルディア
2012年、イタリア半島西側に広がるティレニア海で座礁・転覆事故を起こしたクルーズ船“コスタ・コンコルディア”。Googleマップは、海に辛うじて浮かぶ大型客船の姿もしっかりと記録していた。海岸近くで座礁したコスタ・コンコルディアは完全に横向きになっており、もはや船としての機能を果たしていない。
船には事故当時およそ4,300人が乗船しており、船に閉じ込められるなどして乗客・乗員32人が死亡した。事故直後、同船の船長だったフランチェスコ・スケッティーノには“乗客を救助する前に船から逃げ出した”という疑惑が浮上。港湾局が録音した交信記録には、当局者による「ただちに船に戻りなさい!」「救助を放棄するつもりか?」という音声が残されていた。フランチェスコは商船の船長で慣例となっている“最後退船義務”を守らなかったとして、過失致死などの罪で禁錮16年の有罪判決が言い渡されている。
(文=山下史郎)
提供元・TOCANA
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