■燃え盛るアルマカレッジ
2008年、Googleマップは火事で炎上中の建物を捉えていた。燃えていたのは、カナダ・オンタリオ州にある高等学校の「アルマカレッジ」。1878年に建てられた歴史ある建物だったが、この火災によって大部分を消失した。
火は学校の大部分に燃え広がったが、教員たちの迅速な対応によって幸い死者やけが人は出なかった。音楽用の教室と礼拝堂は火災に耐えたが、安全上の理由から結局取り壊されることに。当時のネット上には、「美しい記念碑がなくなってしまったことは非常に残念」「アルマは建築の傑作だったのに……」と悲しみの声が多く上がっていた。地元警察は学校に放火したとして、14歳と15歳の少年2人を逮捕。彼らには2年間の保護観察処分が下されている。