知ってる?サイの豆知識

サイのツノは骨ではなく毛だって知ってた?でもなぜ密猟が絶えないのか?
(画像=『FUNDO』より引用)

シロサイ・クロサイの名前の由来

身体の色から名づけられたと思われがちなシロサイとクロサイ。でも実は、シロサイの「シロ」は聞き間違いからつけられたんです。

クロサイと比べ、口が平たく幅広いのがシロサイの特徴。この口の広さを言う「wide」を「white(白)」と聞き間違えられて「White rhinoceros(シロサイ)」とつけられるようになったのだとか。クロサイはシロサイと区別するため、片方が白ならもう一種は黒でしょ!と付けられたそうです。

地上では象に次ぐ大きさ

サイは実は地上で2番目に大きいとされる生き物。1番大きいとされているのはアフリカゾウやインドゾウなどの象とされていますが、その次に大きい生き物がシロサイと考えられているんです。

次に大きいとされているのはカバですが、種の中で最大の個体同士で比べるとサイは3850kg、カバは4500kgとされているため、カバの方が大きいともいえるかもしれません。

意外と足が速く危険!

大きな体でおっとりとしたイメージのサイですが、実は足が速くて危険ともいわれています。その速さはなんと時速50㎞!これは野生のキツネやイノシシと同じぐらい、猫よりも速い速度なんですって!

髭や髪の毛と同じ成分だと判明した角(ツノ)も、こんな猛スピードで迫ってきたら十分危ないに違いありません。

サイと同じくおっとりしたイメージのカバでも時速40㎞は出せるそうなので、おっとりしたイメージの生き物も意外と怖い一面を備えているのかもしれませんね。