密猟の結果サイは絶滅の危機に

サイは全5種すべて絶滅危惧種

現在世界にいるサイはジャワサイ、クロサイ、スマトラサイ、インドサイ、シロサイの5種です。

ジャワサイ

サイのツノは骨ではなく毛だって知ってた?でもなぜ密猟が絶えないのか?
(画像=出典:Wikipedia、『FUNDO』より引用)

現在ジャワ島の一部に生息するジャワサイは、かつてはミャンマーやタイなど広く分布していましたが、数が少なくなり絶滅危惧 IA 類とされています。

クロサイ

サイのツノは骨ではなく毛だって知ってた?でもなぜ密猟が絶えないのか?
(画像=出典:Wikipedia、『FUNDO』より引用)

同じく絶滅危惧 IA 類で絶滅寸前とされているのはクロサイ。ケニアやタンザニアに生息していますが、かつては種類によってはスーダンやエチオピアなど広い地域に分布していました。

スマトラサイ

サイのツノは骨ではなく毛だって知ってた?でもなぜ密猟が絶えないのか?
(画像=出典:Wikipedia、『FUNDO』より引用)

スマトラサイも絶滅危惧 IA 類といわれています。ミャンマーからインドシナ、マレー半島やスマトラ、ボルネオ島にも生息していましたが、現在はその数は大変少なくなっています。

インドサイ

サイのツノは骨ではなく毛だって知ってた?でもなぜ密猟が絶えないのか?
(画像=出典:Wikipedia、『FUNDO』より引用)

インドサイは絶滅危惧2類とされています。パキスタンやインドシナ半島など多くの地域でかつてはみられましたが、現在はヒマラヤ山脈の裾野やネパール、ブータン、ミャンマー北部の森林やサバンナに限られます。

シロサイ

サイのツノは骨ではなく毛だって知ってた?でもなぜ密猟が絶えないのか?
(画像=出典:Wikipedia、『FUNDO』より引用)

シロサイは準絶滅危惧種とされています。現在はザンビアなどのアフリカ南部を主に生息地としていますが、その個体数はごく少数とされています。

現在では密猟対策が取られている

現在、密猟対策としてサイの角を保護官があらかじめ切り取っておくなどの対策も取られています。