大きな体と角(ツノ)が特徴的なサイ。強そうな見た目で、もしも向かってきたらひとたまりもなさそうですよね。
角の生えている動物はサイの他にもいますが、その多くは骨が変形して角の形になっています。ですが実は、サイの角は骨ではないのだとか!サイの角にまつわる豆知識をご紹介します。
目次
・サイの角(ツノ)は骨ではない!
・サイの角(ツノ)の主成分はケラチン
・サイの角(ツノ)は髭みたいなもの
・サイは角(ツノ)の形を自ら整える
・サイの角(ツノ)目当ての密猟!?
・犀角(さいかく)とは
・金よりも高値で取引!?
・科学的には効能はない
・密猟の結果サイは絶滅の危機に
・サイは全5種すべて絶滅危惧種
・現在では密猟対策が取られている
・知ってる?サイの豆知識
・シロサイ・クロサイの名前の由来
・地上では象に次ぐ大きさ
・意外と足が速く危険!
・【まとめ】サイの角(ツノ)は実は毛!?
サイの角(ツノ)は骨ではない!
サイの角(ツノ)の主成分はケラチン
サイの角(ツノ)の主成分は、ケラチンという繊維質です。サイの角は、たんぱく質の一種であるケラチンがぎゅっと集まった集合体なんです。
サイの角(ツノ)は髭みたいなもの
ケラチンは、人間の身体だと髪や爪、皮膚などの主成分です。つまり、サイの角(ツノ)は人間でいうと髭のようなものなんです。
実際に、サイの角は髪の毛のように永久に伸び続けます。
サイは角(ツノ)の形を自ら整える
人間でいうところの髭のようなものであるサイの角(ツノ)。サイはこの角の形を自分で整えます。岩などの固いものに角を自分でこすりつけて、余分な部分をそぎ落とすんですって!
また、ケンカなどで角が折れてしまった場合も何事もなかったかのように生え変わるそうです。