最近はマラソン大会に何度も出場して自己タイムとの闘いをしてランク上位のレースへの出場権をかけた戦いをされる方もいます。山に登る人、何か研究に没頭する人など、いろいろです。

東京にいた際、小雨の中、いつもの荒川河川敷のサイクリングコースで外国人2人が程よいスピードで走っていたのでそれについていくことにしました。自転車に乗る方はご存じだと思いますが、基本的には風の抵抗を避けるため、2番手、3番手に付け、車間を50センチからほぼゼロ程度にまで寄せて走るのが楽なのですが、雨の日のロードバイクは先を行く相手の自転車の水跳ねが酷く、シャツも顔も泥だらけ。汗と雨でくちゃくちゃになりながら10数キロをカッ飛びます。2番手の外国人の息が上がったので、英語で「もっと早く、相方とちぎれたぞ」と叫びハッパをかけ、私が先頭を行くもう1人の外国人を立ちこぎで追い付いたところで「いいライドだった。ありがとー」と言葉を交わし別れました。ただ単に一人黙々と走るよりはるかに楽しさが増します。

私は運動が好きで自分の成長戦略の中でも重要なエレメントとしてとらえています。この歳になっても若い人について行こうというガッツはどこから生まれるのでしょうか?お前は血の気が多いのだろう、と言われるかもしれません。それ以上にどんなことにも興味がある、そしてこれをやりたいと思ったら達成できるまでやる、あるいは思いを遂げる、これが基本にあります。そして本当にやりたいことは先延ばししない、これがキーだと思います。

そんな私の悩みは時間がどれだけあっても足りないことです。物理的に一日を36時間にすることはできません。でも欲張りなので本も読みたい、雑誌も読む、ネットフリックスでジェイソン ステイサムの映画を見る、週2-3回は飲みに行く、ユーロビートにのせてジムで走る…エンドレスです。東京に行くとき、いつも「今度こそジャイアンツの試合を見るぞ」と思うも実現していないし、かつてAKBが流行っていた頃、秋葉原の劇場チケットをゲットするために何度も応募したの全部ハズレで一度もいけていないし。ラブライブのコンサートで光る棒をもって雄叫びなんて夢のまた夢であります。