インドネシアを訪れたことのある人なら、DAMRIの空港バスを利用したという経験を持っているのではないか。スカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内への1時間半ほどの移動を担うのが、DAMRIの直通バスである。これらのバスにも、McEasyのシステムが導入されているという。
同社の発表では、インドネシアの物流業者の85%が未だ旧態依然とした手作業のオペレーションに頼っていることを指摘。McEasyがインドネシアの物流を一気に近代化し、単なるデジタル化だけでなく、さらなる安全性の向上に大きく貢献することも期待される。
(文・澤田真一)