いんげん豆の日本伝来

いんげん豆、その漢字表記は「隠元豆」ですが・・その由来はいんげん豆の伝来と密接な関係が!!
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「いんげん豆」の日本伝来についてまとめます。

いんげん豆の原産は中南米

「いんげん豆」の原産地は中央アメリカとされています。
現在のメキシコやグアテマラが原産と言われています。

「いんげん豆」はアメリカ大陸で最初に栽培された作物の1つで、古代マヤ文明やアステカ文明の時代から栽培されてきました。
その後、スペイン人によるアメリカ大陸の探索や植民地化によりヨーロッパや他の地域に広まったとされています。

ただ、現在では世界中で栽培されています。

隠元禅師が伝えたのは他の豆?

隠元禅師が日本に伝えたのは「フジマメ」という説もあります。
ただし「フジマメ」は平安初期から「アヂマメ」という名で日本に存在していたとされています。

それを改めて「インゲン」と名付けるのはやや疑問です。
ということで隠元禅師が日本に伝えたのは「フジマメ」ではなく「いんげん豆」だったという見解が一般的となったそうです。