「以下」と「未満」の対義語は?
ここからは「以下」と「未満」の対義語を紹介します。
以下の対義語は「以上」
「以下」の対義語は「以上」となります。
前述したのと同じ原理で「以上」には対象となる数字も含みます。
前例で説明すると「100以上」と表現した場合は「100」も含むわけです。
そのため、対象の数字も含めて表現したい場合は「以上」を使用しましょう。
「以上」「以下」の例外的な用い方
「以上」や「以下」は例外的な使い方をすることも可能です。
実際に数量ではなく程度をあらわす場合は例外的な意味が生じます。
例えば「あなたのわがままはまるで3歳児以下のようだ」などと表現した場合は「3歳にも満たない」という意味となるのが特徴です。
他にも「期待以上の結果を残してくれてありがとう」などと表現した場合は「もともとの期待を超えている」という意味になります。
このように「以上」や「以下」は前後の文脈によって例外的に使用されることもあるので注意が必要となるでしょう。
未満の対義語は「超過」「超える」
「未満」の対義語は「超過」「超える」となります。
基本的に「未満」は満たしていないことを意味するため、対義語は特定のラインを超えている「超過」「超える」などが該当します。
ただし、使用する際は「100を超過する」「100を超える」のように動詞として使用されるのが一般的なので気を付けなければなりません。