ワインディングでのエミーラはスポーツカーそのもの
試乗はロータスのスポーツカーの実力を測るのに、ベストとも言える箱根のワインディングで行いました。
かつてのエリーゼやエキシージは、無駄なモノをすべて削ぎ落としたアスリート系スポーツカー。乗り込むときも、高いサイドシルをまたぐ必要があり、レーシングカーのように苦しい姿勢が強いられました。
しかしプレミアムスポーツカーを謳っているエミーラは、サイドシルも低く乗り込みも容易です。またインテリアも質感高くまとめられています。
早速、走り出してみるとメルセデス‐AMG製の2.0L直4ターボエンジンは、若干のディチューンが行われているといっても、1.4tのボディには十分にパワフルです。
ハンドリングは、ステアリングを切り始めるとタイムラグなく操舵量に合わせてスッと曲がってくれるので、気持ち良くコーナーを走り抜けることができますし、乗り心地はプレミアムスポーツカーそのもの。非常にコントロールしやすいのもポイントです。