具体例をいうと自分の場合、愚痴不満悪口が多い人や、依存体質の人とは関わりたくないのだが、仮にそうした人から好かれてしまうと幸福度が大きくマイナスになる。なのでむしろ、こうした合わない人からはしっかり嫌われて距離を取ってもらわないと困ってしまう。
この本質はネットでもリアルでも同じだ。できるだけマナーを遵守し、堂々と振る舞ってその上で合わないという人がいるなら気にする必要はない。合わない人とも無理に付き合わなければいけない法律はない。会話してお互い合わなければno deal、その後は双方が関わらなければいいだけだ。最初からそう割り切れば、初対面の会話など何も怖くはない。
4. タブーな話題を言わない最後は話題に気をつける。基本的に人によって意見が分かれる話題、嫉妬を買う話題は出さない方が良い。たとえば政治経済や収入、ジェンダー問題や宗教などである。
こうした話題は下手に出すと、反発を買いそこからお互いに応酬が始まる。表面的に勃発せずとも、実は内心相手の反感を買って「あの人って実は…」と余計な陰口を買うことになる。初対面の会話で大事なのは無駄に敵意を持たれないことだ。だから話題は突飛なものではなく、あくまで無難でいい。
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初対面の会話は、何も技術を持たず場数だけ経験してもあまり上達しない。今回シェアした4つのコツを持って会話の場数を踏めばだんだん解法が見えてくる。そうすれば億劫になることもなく気軽に参加できるようになるだろう。
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