90+6分に、バルサは左サイドのカウンター攻撃からカメルーンU23代表イバン・セドリックのパスを中央でロペスがシュート。しかしサモラGKがセーブし試合が終了した。
ゲームの構成力はバルサが上手だが、デュエルはサモラが圧倒
やはり、パスワークはバルサの十八番だった。しかし、フィジカルに課題がみられた。
59分には空中に浮かび上がったボールに対して、バルサDFアルバロ・コルテスがサモラMFルイス・リバスと競り合って弾き飛ばされる。両者とも頭でボールを捉えたが、身長190cmあるコルテスは19歳でまだ身体の線が細く力負けした。コルテスは、87分には脚を痙れんしてゴール前で倒れこんだ。身体的には、まだ成長過程だ。
五分五分の競り合いでは、バルサの選手は軒並み当たり負けし、倒れ込んでいるシーンが目立った。この経験を乗り越えることで、たくましくなっていくだろう。
主将ウナイ・エルナンデスはチャンスを量産
キャプテンのMFウナイ・エルナンデスは、同試合中多くの得点機に絡んだ。
15分に右サイドからゴール中央にドリブルし左足ミドルシュートもゴールならず。19分には、左サイドからゴール中央へドリブルし左足ミドルシュートもクロスバーの上に外れる。38分には、右サイドのダルビッチからのクロスをゴール目前で胸トラップも、相手が寄せてシュートできず。
40分には、バルサの絶妙なパスワークからエルナンデスが胸トラップで抜け出したかというシーン。サモラDFアドリアン・ボロが手をかけ反則かと思いきやノーファウル。ウレニャが抗議でイエローカードを受けた。
73分には、バルサ右サイド16歳のペドロ・フェルナンデスから中央エルナンデスにつながり、ドリブルで前進から右足シュートもクロスバーに当たる。