しかーし!意外なことがあった。
平成27年地域における女性の活躍に関する意識調査の数字が出ていて「自分の家庭の理想は『夫が外で働き、妻が家を守ることだ』」に対し、「そう思う」又は「ややそう思う」と回答した割合は
高知 37.4% 岩手 37.4% 長崎 46.6% 秋田 40.0%
栃木 47.8% 茨城 48.4% 長野 39.0%
と、高齢化率が高くて封建的だと思っていた高知や岩手や秋田は意外と妻が家を守る派が少ないのであります(理由の推測はあとで)。
ちなみに東京は43.8%、専業主婦率の高い神奈川は47.4%、京都は46%。
女性の就業率は
となっていて一般的に大都市圏のほうが女性の就業率が低いのであります。(北海道、奈良を除く)
ここまでで厚労省の仮説「格差が大きいところは平均継続勤続年数の男女差が大きくて管理職割合は低い県」というのが怪しく感じてくる。
ワイの推測はこちら賃金のランキングを見てみると・・・
格差が小さいとされた秋田、高知、岩手、長崎は下位グループ 格差が大きいとされた栃木、茨城、長野は上位グルーブでした。
これでしょ!!!
賃金が安い県では男性も安いが、女性をもっと安くすると最低賃金を割ってしまうから差が開きにくい。逆に賃金が高い県では高い賃金はほぼ男性が占めていて格差が広がりやすいだけということではないのか・・・・・?
そして高知や岩手や秋田はそもそも賃金が安いから、別に意識が高いわけでもなくて「自分の家庭の理想は『夫が外で働き、妻が家を守ることだ』」なんていっていたらご飯が食べられないという話なのではないか・・・・。
とりあえず最低賃金周辺の労働者の分布を見てみる。
賃金格差が小さいとされていた高知、岩手、長崎、秋田は最低賃金周辺で働く比率が高い。
逆に賃金格差の大きい栃木、茨城、長野は最低賃金周辺の人たちは少ない。栃木で真ん中よりちょい下。