フロアジャッキを使う場合は、万が一圧力が抜けてしまった際の安全のためにジャッキスタンドを必ず併用したい。今回はフロアジャッキをジャッキポイントに掛け、スタンドはそのすぐ横に設置した。ジャッキポイント周辺は強度が高いので問題ない。フロアジャッキとジャッキスタンドに均等に重量をかけることで安定感が増すため、不慮の事故の確率は大幅に減る。ジャッキをかけるポイントは車種によって違うので、ご自分の車種のジャッキポイントを確認してから行なって欲しい。

EM-271 エマーソン ラバークッション付きジャッキスタンド 3t(2個入)
4段階で調節可能。/最低・最高位:300mm-450mm
サイズ:幅190mm×高さ300mm×奥行き207mm/実勢価格:8000円前後。
支持部にはしっかりしたラバークッションが装備されているので、車体に傷がつきにくいのが嬉しい。
また浅溝と深溝の2種類あるので、用途に合わせて使用可能だ。

目からウロコ的なお助けアイテム
エマーソン タイヤリフター クルピタ丸

EM-239 エマーソン タイヤリフター クルピタ丸
重量:5.7kg/本体サイズ:幅600mm×高さ185mm×奥行き485mm/許容重量:60kg
許容タイヤ:サイズ幅:285サイズまで/直径:810mmまで/実勢価格:6000円~7000円

ナットを緩めてジャッキアップし、安全のためにジャッキスタンドを掛けたらナットを外していよいよタイヤを外すわけだが、ここで使いたいのがこのタイヤリフタークルピタ丸だ。

梱包されているパーツはこれだけで非常にシンプル。
組み立ては非常にカンタン。付属の六角レンチでアームと本体とキャスターをつなぐだけ。
このハンドルを回すことで、長ネジを介してアームの左右幅が変わり、タイヤを上下することができる。
回し心地も軽く、ノンストレスだ。

キャスターのついたクルピタ丸をタイヤの下に滑り込ませ、ハンドルを回すと左右のアームが狭まりタイヤを支持してくれるので、あとはそのままタイヤごと手前に引き出すだけ。