また、他の楽しいことで感情を「上書き保存」することもある。自分の場合は仕事で強いストレスを感じた時は気持ちを落ち着けるために映画館へいく。映画鑑賞中は内容に集中し、終わった時には仕事のストレスは消えて冷静に建設的な対処法を考えることができるようになる。
最後にそもそも嫌な要素は入口でシャットアウトすることが肝要である。自分の場合は仕事柄、ニュースを見ざるを得ないが、ビジネス、経済、金融、テクノロジー、グルメといった仕事や趣味に関係する情報以外はできるだけ遮断するようにしている。
悲惨なニュースや胸糞悪いゴシップ、他人のケンカやトラブル話は流れてきても毎回「おすすめに表示しない」をクリックして見なくて済むようにしている。また、人間関係でも愚痴不満を言う人とは付き合わずに距離を置く。嫌な話を聞き続けると、それがじわじわと心に浸透してきて仕事でも前向きな発想ができなくなるためだ。いつも気持ちが暗くて前向きになれない人は、日常的にあまりに多くのニュースとSNSで嫌な話を聞きすぎている。
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現代社会はストレスがつきものであり、それは感情の処理との戦いである。自分は昔、夜遅くまで寝付けず悶々として大事な人に話を聞いてもらい、翌朝言い過ぎて後悔することもあったが、嫌な気持ちになる要素は入口で排除し、さっさと寝てしまう事を勧めたい。
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