■焦げたものを好んで食べないように
「焦げたものを食べるとガンになる」説は的外れではないが、バーベキューで端が焦げた肉を数枚食べる程度であれば、身体に影響はないとみていいだろう。ただ、小倉院長はこう注意を促す。
「発がん物質は蓄積される恐れがあり、今までの研究から焦げを多く取るとガン発生の危険性が高くなることも指摘されています。神経質になることはありませんが、焦げた部分を好んで食べることは避けるのが賢明だと思います」(前出・小倉院長)。
両親が子供に焦げたものを食べないよう注意を促すのは、将来焦げた食材を食べるのが習慣化するのを防ぐ意味で有効なのかもしれない。いたずらに我が子を脅かさず、「焦げたものを食べるのがダメなのはこういう理由がある」と教えてあげよう。
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人 取材協力/メンズヘルスクリニック「Gran Clinic」・小倉慶雄院長)
提供元・Sirabee
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