焦げた肉を食べるとガンになる可能性はあるのか。医師に取材してみた結果は…。

「焦げたものを食べるとガンになる」説は本当…? 医師が明かした「真実」に耳を疑う
(画像=『Sirabee』より 引用)

夏になり、家族や友人とバーベキューする人も多いことだろう。肉を焼きながら談笑するのは至福のひとときである。バーベキューの際、焼いた肉に焦げた部分があると、食べるかどうか迷うところ。

「焦げたものを食べるとガンになる」という説があるからだ。古くから伝わるこの説を検証してみると…。

■「焦げたものを食べるとガンになる」

幼少期、記者が家族でバーベキューをしていた時、焼きすぎて肉が少し焦げてしまった。お腹が空いていたので構わず食べようとしたところ、両親から「焦げたものを食べるとガンになるからやめなさい」とたしなめられた。

当時は、「そうなんだ、焦げた肉は食べないようにしよう」と思ったものの、年齢を重ねるにつれ、「本当にガンになるのか?」と考えるように。原型を留めないレベルに焦げた肉は体に悪そうだが、端っこが少し焦げた程度の肉を食べるだけでも、身体に影響はあるのか──。