■「お〜い」にそんな意味があったのか…

日本人の約1割が「お〜いお茶」正式名を誤解していた 50年前のエピソードに思わず感動…
(画像=『Sirabee』より引用)

さて、89年に生まれ変わった『お〜いお茶』の命名には、どのような経緯があったのだろうか。

こちらの背景について、伊藤園担当者は「当時の市場調査で、緑茶は『家庭の温もり』と『日常性』を感じる飲み物であるとした結果を得たため、家庭的な雰囲気を演出する商品名称への変更を検討しました」と振り返る。

日本人の約1割が「お〜いお茶」正式名を誤解していた 50年前のエピソードに思わず感動…
(画像=『Sirabee』より引用)

そして「当時台頭しつつあり、主たる販路だったコンビニエンスストアのケースの中から、お客様に語りかけるような『家庭の温もり』を感じて頂きたいことを鑑みて、当時のCMで使用していた言葉から『お~いお茶』を商品名としました。なお『~』を使用したのは、やはり『家庭の温もり』を感じて頂きたいという背景があり、こちらの表記を採用しています」と、笑顔でコメントを寄せてくれたのだ。

伊藤園はさらに、「『~』表記は文字変換時にひと手間かかるのは事実ではございますが、『お~いお茶』のブランド名に込めた想いと共に、その価値をしっかりとお伝えしていきたいと思います」と、今後の抱負についても熱く語っている。

コンビニ店頭や自販機で、同社の『お〜いお茶』を見かけた際は、ラベルの「〜」に込められた温もりを感じつつ、緑茶の風味を楽しんでみよう。

日本人の約1割が「お〜いお茶」正式名を誤解していた 50年前のエピソードに思わず感動…
(画像=『Sirabee』より引用)

今回のように細かい部分の表記で、多くの人が誤解していそうな商品名・企業名・チェーン名等があれば、ぜひSirabee編集部に情報を寄せてほしい。日常に隠れている小さな『気になる』の謎を共に解き明かそう。

(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年1月27日~2023年1月30日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

提供元・Sirabee

【関連記事】
サイゼリヤ、ミラノ風ドリアに”異変” 「こんな形だった?」ネットで驚きの声続出
「お店に並んだチョコ」のはずなのに… ある世代は別モノにしか見えないと話題
アクシデント発生したスーパー、入り口を見ると… 全て解決する「ユルさ」があった
30代女性の6割がバスタオルは毎回洗濯 「そんなに汚れない」との意見も
注文通り真っ赤な商品を提供したマックが後悔 購入者に「ご連絡を」と呼び掛け