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■エアコン買い替えの3つの条件とは?
そのチェックポイントとは、
①そもそも買い替えたら節電性能が上がるのかどうか?
②エアコンの価格が高すぎはしないか?
③エアコンの設置工事が間に合うかどうか?
の3点です。それぞれ解説してみましょう。
「古いエアコンや冷蔵庫は最新式に買い替えたほうが節電性能が格段に違うよ」というアドバイスを耳にしたことがある人が多いと思います。実はここに落とし穴がひとつ空いています。
昔は「10年前のエアコンよりも最新式の方が節電性能が高い」というのは事実だったのですが、省エネルギー型のエアコンの技術開発は2013年頃にピークを迎えていて、実はそれ以降、節電性能はそれほど上がっていないのです。
■エアコン買い替え=「節電」は間違いかも?
今、10年前のエアコンといえば2013年製ですから、実は最新のエアコンと節電性能はカタログスペック上は大差がない。ただ経年劣化で古いエアコンは性能が落ちますから徐々に電気代がかかるようにはなっているかもしれません。でも違いは5%ぐらいかも。
つまり検討すべきは「うちのエアコンはいつ製造した商品か?」ということと「その性能に満足しているかどうか?」です。たとえ2013年製でも「最近、どうも部屋が冷えないんだよな」ということであれば買い替えてもいいかもしれませんが、大きくすることで逆に電気代が増えると思います。家にあるのが新しいエアコンで性能にも満足しているのであれば、節約目的での買い替えは必要ないかもしれませんよ。
それでも買い替えようと思った人は②に進みましょう。というのも夏場はエアコンを買いたい人が多いので価格が高くなっているかもしれません。