「とりあえず生でいいよね?」「みんなビールでしょ?」──。飲み会で一杯目を注文する際は全員ビールにするというのが恒例だった。ただ、最近は各々が好きな飲み物を注文することが増えた印象を受ける。
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「とりあえず生文化」が薄れたのには、意外な理由があって…。
■記者の周りでも変化が…
8月初旬、20代の仕事仲間と3人で飲み会をした。席に着いて、最初の一杯目を注文することに。ファーストドリンクは生ビールと決めている30代の記者に対して、他の2人はハイボールとレモンサワーをチョイス。
そのため、注文時は「生1つとハイボール、レモンサワー」となった。ふと、最近「とりあえず生で」とオーダーするのが減ったことに気付く。
とくに、自分と同年代の30代や20代の人と飲みに行くとそれが多い印象だ。記者が6年前に働いていた会社ではお酒が飲めない人を除き「一杯目は生ビール」という風潮があり、ここでレモンサワーなどを頼もうものなら「お前、先輩がみんなビール頼んでるのに…」「最初は注文しやすいように生って社会人の常識だから」といらぬお説教を食らうのが恒例だった。
だが、最近は上司や先輩のほうから「遠慮しないで好きなお酒頼んでね」と言う配慮をしてくれるそうだ。ここでも「一杯目のビール」文化に変化が起きているようだ…。