現在まで続くハイルーフミニバンブームの原点

(画像=後期で設定された最上級グレード「デラクシー」…後期になると内外装のクオリティが上がり、「安くてよいクルマ」以上の見た目になって、ライバルへ対抗していった。,『MOBY』より 引用)
当時の低コスト開発車は多くは売れ行きとともに内外装が豪華になっていきますが、特に「大革命車」として初代ステップワゴンは大ヒットしたので、後期型はボディ同色バンパーやフラットデザインのテールゲートなど、大幅な改良で外観が立派になりました。
ビートルズの「オブラディ・オブラダ」をBGMに、「こどもといっしょに、どこいこう?!」というCMもあって人気は急上昇、ステップワゴンの人気を見た各社は、「FFハイルーフミニバンこそ大正解であり、主流になる」と追従していきます。
一時はスポーツ路線のロールーフミニバンが流行った時期もありましたが、ファミリー層向けにはハイルーフこそ正義で、トールワゴンのロングボディ型コンパクトミニバンも含め、初代ステップワゴンが現在まで続くミニバンの原点と言ってよいでしょう。
それだけに先代、現行型ステップワゴンがちょっと元気がないのは心配ですが、いずれ原点にかえれば、再び成功をつかめるのかもしれません…「答えは意外と自分の中にあるもの」です。
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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