「今から2年半前、抱き方がわからない飼い主と抱かれ方がわからない子犬」と題し、ツイッターに投稿された1枚の写真。そこには両手でお腹周りをつかまれ、ぬいぐるみのようになるチワワのこむぎちゃんと、飼い主さんが写っています。
この写真は、お迎えした当日に撮影されたもの。互いが明らかに抱っこに慣れていない初々しさあふれる写真に、多くの方が頬を緩めました。
当時はまだ肌寒さの残る4月上旬。こむぎちゃんをペットショップから連れて帰る際に、近くの公園で桜がきれいに咲いているのを見て、記念に撮影してみたのだそう。
この時こむぎちゃんは月齢2か月半。加えて飼い主さんも室内犬を飼うのは初めてで、どっちも何だかドギマギ。「どう抱けばいいんだろう?」「どう抱かれればいいんだろう?」といった声が聞こえてきそうな様子がとってもかわいいですよね。
これには「お互いの緊張感が伝わってくる写真だなと思いました」と、飼い主さんもクスリ。お迎えの日を振り返る写真としてはもちろん、その面白さも含めて、忘れられない1枚となったようです。
そんなこむぎちゃんも今ではすっかり大きくなり、当然抱っこもお手のもの。同じ場所で撮影された写真では、あんなにぎこちなかった姿が信じられないほどに自然な姿を披露しています。
性格は甘えん坊でビビり、でも負けん気が強いという少々おてんばなこむぎちゃんですが、飼い主さんと生活を共にすることをきっと幸せに感じていることでしょう。
<記事化協力>
チワワのこむぎさん(@0118_komugi)
文・山口弘剛/提供元・おたくま経済新聞
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