■カモノハシには毒も
二人は近くのショッピングセンターでも、一般の人々にカモノハシを見せていたと警察は報告している。
また「カモノハシを野生から持ち出すことは違法であるだけでなく、オスのカモノハシは後ろ脚のケヅメに毒があり、人と動物どちらにとっても危険です」と声明を出した。
クイーンズランド州の環境局は「生息地の外に長く留まるほど病気や死のリスクが高まる」として、ただちに動物病院に行くよう男女に要請したという。
■高額な罰金を課されるかも…
警察は「カモノハシはカブルチャー川に放されたと説明された」と述べている。しかし実際にその姿は確認できておらず、場所も特定できていないという。
二人は野生から動物を連れ出すなどした飼育罪で逮捕され、男は最大で43万豪ドル(約3,800万円)の罰金を課される可能性があるそうだ。
警察は「幸運にも野生のカモノハシに出会えたら、距離を保って、決してなでたり捕まえたりしないでください」と呼びかけている。
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