指に食い込んだ指輪を除去する方法

 指に食い込んだ指輪を除去する方法について、NCBIが解説している。この解説によると、指輪を除去するために採用される方法は、指の腫れと静脈充血の程度に大きく依存するという。

 痛みが激しいために除去が困難な場合、神経機能を一時的に停止させる神経ブロックを投与する。また、腕を高く上げ、氷を当てて腫れを抑えることも重要だ。その後、潤滑油を使用して軸方向に指輪を引っ張る方法を最初に試してみる。これが失敗したら、指から血液を抜き、腫れを軽減して、再び潤滑油を使用して縦方向に引っ張ってみる。このとき、糸が役立つことがある。

 指輪を引っ張っても抜けない場合、リングカッターなどを使用して指輪を切断する。それでも指輪を除去できないときは、外科手術が必要だ。外科手術では、指輪の除去に加えて傷の治療が必要な場合は医療チームの協力が必要となり、手術の結果について患者と話し合わなければならない。

 こうした状況に陥らないためにも、指輪のせいで指が腫れたり、腫れる可能性があったりした場合、指輪をできるだけ早く除去することが求められる。指輪が指から抜けなくなったら、早めに病院に行くことが大切だ。

指輪が抜けないまま放置するとどうなる? 指が腫れ、皮膚が変色し…治療を拒否した患者の悲惨な末路
(画像=画像は、「NCBI」より ,『TOCANA』より 引用)

参考:「Savage Paramedic」、「NCBI」、ほか

文=標葉実則

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提供元・TOCANA

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