指輪は、装身具としての役割を担うだけでない。愛し合う夫婦は、その絆の象徴として「結婚指輪」を指につける。そんな指輪も時として人体に悪影響を及ぼすこともある。

指輪で締め付けられて腫れた指

 2023年11月11日、InstagramやTikTokなどにカウントを有するSavage Paramedicが、「異物の金曜日」というコーナーで衝撃的な動画を公開した。この動画には、腫れ上がった左手の薬指が映っている。指輪で締め付けられた状態で長時間放置したために腫れが悪化し、皮膚の一部は茶色く変色してしまったのだ。解説によると、動画に映る人物は指の治療を受けることを拒否したという。

指輪が抜けないまま放置するとどうなる? 指が腫れ、皮膚が変色し…治療を拒否した患者の悲惨な末路
(画像=画像は、「TheWorldWatch」より,『TOCANA』より 引用)

 指輪が指に対して小さすぎる場合、または長時間付けたままにしている場合、指輪が指に食い込む可能性がある。指輪のサイズは変わらないが、指の太さが変わるからだ。関節炎や感染症、薬の服用など、いくつかの要因によって指が腫れることで、指輪の取り外しが困難になることが多い。指輪による指の締め付けを放置していると、指への血液供給が遮断され、最悪の場合、指の機能が失われたり、指が腐ったりするリスクがある。