処理速度は気になる?!
iPhone 15の処理速度に関しては、標準モデルでもProモデルでも遅さが気になったことありませんでした。いずれのモデルも本当に速いと思います。
ただし、Proモデルでしか動かない高度な3Dゲームもあります。たとえば『BIOHAZARD 7』とか『DEATH STRANDING』とか、このような重いゲームをするときにはやはりProモデルが有利になります。
まず、標準モデルの処理チップは「A16」なんですが、Proモデルのほうは最新の「A17 Pro」を搭載しています。また、標準モデルのメモリは6GBですが、Proモデルのほうは8GBとメモリが2GBほど多いので、重いゲームでもProモデルなら快適にプレイできますよ。
iPhone 15、結局どれが良い?
ここまで、私が実際に1年間使ってきた感じとかバッテリーの持ち、カメラの性能、ゲームはどうだったか、といったところを解説してきました。
そのうえで、「iPhone 15シリーズでどれがいちばん良いのか?」となると、普段使いならズバリ「iPhone 15」標準モデルになります。価格も安い標準モデルですが、画面もキレイですしダイナミック アイランドも搭載されていて、写真もキレイに撮れて充電端子はUSB-Cを採用していますし、もう本当に文句がありません。
iPhone 15はここ数年では本当に高い完成度のモデルとなっていると思いますので、これをオススメされて困る人はほとんどいないでしょう。
もし、それ以外を選ぶとなると、たとえばバッテリーが気になるという人は15 Plusを選べばいいですし、カメラにこだわりがあるならProモデルがいいでしょう。さらに、Proモデルでも、よりバッテリーが欲しい人は15 Pro Max。あとはゲームですね。最新の重いゲームを快適に楽しむならProモデルにするしかありません。
なお、Proモデルが搭載している「A17 Pro」チップは、今後サービス が始まる「Apple Intelligence」にも対応しています。もちろん、これから販売される新型iPhoneは対応していくと思うんですが、現状では15 Proと15 Pro Maxの2台しか対応しませんので、そういった意味では今買ってもまったく問題ない機種ですし、実はコスパも高いと言えます。