黒坂岳央です。

記事執筆、動画発信をしていると避けられないのが批判や否定である。また、リアルの世界を生きていても必ず否定から入る人も一定数おり、カチンと来ることもあるだろう。

自分は昔は血気盛んな時期はこうしたことにイチイチ応酬していた。一時期はかなり悩み、否定的なことを言われるとモヤモヤして眠れない時もあった。しかし、今は改善でき上手にスルーできるようになった。

結論から言えば、自分を傷つける相手の正体を冷静に理解することである。そうすれば腹も立たない。そのコツをシェアしたい。

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伝え方が下手

まず、事実として理解しておくべきことは腹を立てる物言いをする人物は必ずしも、こちらに打撃を与える目的で傷つけるような物言いをしているわけではないということだ。

「なんでそんな言い方をするの!?」と若い自分は激昂していた時、必ずといっていいほど返ってきた言葉は「そんなつもりはなかった」である。相手からすると「攻撃に受け取るなんて被害者意識が強いのでは?」くらいに思っていたかもしれない。

口喧嘩のほとんどは「伝えた内容」ではなく、「伝え方」が問題で起きる。情報伝達における責任の多くは、話し方を調整できる「話者」にある場合がほとんどであり、聞き手がコントロールすることは難しい。ということは、話者の伝え方に問題があるといえる。本人は攻撃している意図はないのだから、「この人は角が立たない言い方を知らない、伝え方が下手なんだな」と解釈すれば腹も立たない。

たとえば何か話すと「いや」「それは違う」と否定から入って相手を怒らせる人がいる。こうした場合、本人には話し方を改善するべき明確な欠点があるもののそれができていない。故に話し手の課題を聞き手引き受けて腹を立てるのはもったいない。そのコミュニケーションにおける課題の責任は話者にあるので、聞き手が気にする必要はないのだ。

誹謗中傷主の正体