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国産コンパクト・リッターカーの原点

国産コンパクト・リッターカーの原点

トヨタ傘下になったダイハツが意地と執念で開発した「G計画」、小型軽量は正義でよー走りました!初代シャレード(1977年)【推し車】
(画像=丸い「マリンウィンドウ」が特徴の、初代シャレードクーペ,『MOBY』より 引用)

シャレードのようなリッターカー…1960年代なら800〜1,000cc級小型車の、さらに縮小版となると、1970年代後半ならマスキー法やオイルショックによる低排出ガス、省燃費など環境性能と動力性能の両立が可能になっていました。

さらに同じ1リッターエンジンでも軽くてコンパクトなら、キビキビ走るには小型軽量こそ正義!とばかりに走りにも定評があり、海外では現地ディーラーからの要請に応じ、モンテカルロ・ラリーなどへ出走し、クラス優勝を遂げるほどの実力を発揮します。

「マリンウィンドウ」と呼ばれた丸窓をリアクォーターへ追加した「シャレードクーペ」を発売してウケるなど、初代シャレードは時代にマッチしたクルマとして市場から歓迎されたのです。

国産リッターカーというと、日産の初代マーチ(1982年)あたりが有名どころですが、1970年代にその元祖として好評を博したのは、ダイハツの初代シャレードでした。

現在もダイハツはコンパクト・トールワゴンのトール(トヨタ版がルーミー)、SUVのロッキー(同・ライズ)などで1リッター自然吸気またはターボエンジンを積むリッターカーが健在ですが、初代シャレードはそれらの「元祖」でもあるのです。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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