真夏の7月~8月は、まだカライワシの最盛期とはいえない。釣れても小型が多く、数釣りにはいいが、良型狙いには程遠い。やはり9月~10月、あるいは11月くらいがサイズ狙いの最もベストシーズンといえる。その季節になると、シーバスの荒食いやクロダイもベストシーズンに入るが、今年はこのカライワシを狙ってみるのも面白い。

見かけないだけで、おそらく条件が揃えばどんな河川にでもカライワシはいる。地球温暖化がもたらす新たなルアーフィッシングのターゲット、狙わない理由はもはやないはずだ。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>