医官がそういう提案をしても余計なことをするなと無視しました。

米軍のものをそのまま採用する方が、よほどまともで、コストも低い。

18式に関していえば、ぼくの記事がきっかけで改良がされるそうです。

全体的に見ると、日米の安全保障上の利益になるとは思いますが、日本の造船業も厳しくなり、例えば、昔は護衛艦の建造所として5社ありましたが、今では2社に減りました。人手不足の問題もありますので、米国との役割分担が行き過ぎると本来の日本の防衛力整備に遅れる可能性もあります。このため、わが国の国益の観点での判断が必要かと思います。

何を行っているか本人もわかっていないのでしょう。支離滅裂な文章です。

要は事業統合する気はないということです。小さな国内市場を分断して細簿とした売り上げで、研究開発も重複し、将来性のない事業も救済する。それでバラ色の未来が開けていると信じているのでしょう。

そして商社をどう活用するかという視点もない。先端の情報を持っているのは商社です。日本のメーカーは商社にアテンドしてもらわないと見本市の視察すらできないレベルですよ。その現実が見えていない。

そしてイージスアショアを断念したときに見切ることもできず、SPY7の有効活用と称して金食い虫のクズとなることがわかりきっているイージスシステム搭載艦を2隻建造することを決めてしまった。装備開発、調達の当事者として無能の極みです。

装備庁よりも、かつての技本の時代の方がまだしでした。このような自覚すらない無能な役所に、多額のカネを渡すべきではありません。

【本日の市ヶ谷の噂】 18式防弾ベスト、新個人装着セットはキヨタニの指摘で、新規にプレートキャリアが開発されるなど、改良が決定している、との噂。

Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。

【防衛省概算要求】2025年度装甲車両 10式戦車近代を占う 前編 10式戦車近代を占う 後編 公開情報を納税者に隠す防衛省のインテリジェンスの欠如

東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。 海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態