待望の1匹目の獲物は大切に下処理したいところだが、時合いは逃せないので写真もそこそこに、即エラにナイフを入れて海水バケツの中へ。血抜き後の下処理は後回しにして戦線復帰。7時過ぎに今度はフロートウキが勢いよく横走りしてヒットを確認。
竿さばきで横走りを制し、手前に寄せてそろりと抜き上げに成功。2匹目の大サバは35cmとサイズ的にはやや物足りなかったが、過去3回の釣行では叶わなかった2匹目の上乗せが出来た事の喜びのほうが上回った。
2本目のサバは34cm(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)
全体的に回遊状況は渋く10時に納竿
8時の便で波止上の状況を見回りに来た船長が私に声をかけてくれた。前日にマナーの悪い釣り人の事を訴えた自分の事を覚えてくれていたようだ。
隣人に恵まれ2匹釣れたと報告すると「良かった。引き続き頑張ってや」と労ってくれた。一方でこれまでの波止全体の状況を聞くと「渋いね。アカンわ」と困り顔。私の2匹の釣果でも貴重な情報となったようだ。
結局その後は大サバの回遊はなく納竿。最終釣果は大サバ2匹となり、10時の便で波止を後にした。
4回の釣行で大サバは3匹と釣果を伸ばせなかったのは残念だったが、釣れた時の大サバの手応えは釣魚の中でも特筆もの。またチャンスが巡ってくれればいいなと、夕食のおかずとなった大サバを賞味しながら過去の釣行を振り返った。
釣果は夕食で賞味(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)
<伴野慶幸/TSURINEWSライター>