この日は朝から歩いてフィールドを回ってみた。場所によっては回遊するアカメを目視できサイトで反応を伺いながら探っていくが、バイトまでは至らない。日が上りきるとアカメは姿を消したため夕方まで休憩をとる。夕マヅメに同じポイントに来てみたが潮位の関係か、アカメの姿を見る事はなかった。

日本三大怪魚『アカメ』を釣る【高知】まさかのラバージグでのヒットのワケとは?マヅメ時に回遊するアカメとコイ(提供:TSURINEWSライター稲垣順也)

ナイトゲームに突入し、深夜まで続けたが、アカメからの反応は皆無で2日目を終えた。

3日目にパターンを発見!

この日も朝からサイトでアカメを狙うが反応はイマイチ。日が上り場所を移動した先で岸際でじっとしているアカメを発見。蟹が多い場所という事もあり、たまたま車に積んであったラバージグを試してみる事にした。

ラバージグを口元にカーブフォールさせると大口をあけてバイト。反射的にフッキングするがドラグが滑りフッキングせず、すかさずルアーを入れ直すとまたもバイトして来たが今度はフックが開いてフッキングはできなかった。

日本三大怪魚『アカメ』を釣る【高知】まさかのラバージグでのヒットのワケとは?フックが開きリーダーはザラザラ(提供:TSURINEWSライター稲垣順也)

その一瞬でアカメの歯によってリーダーはザラザラに。アカメの固い口にフッキングが効くよう、タックルパワーを上げMX-7からMX-8+に変更、飲まれた時の耐久性も考えリーダーは80lbにした。

ラバージグが当たりか

ラバージグへの反応が良かったため現地の釣具屋へラバージグを買いに走る。店頭にあった中で最もフックの強度がありそうなガンクラフト社コアヘッド1/2オンスとトレーラーにレイドジャパン社のエグチャンク4inchを用意した。夕マヅメ、午前中にバイトを得たシチュエーションと似た場所を打って歩いたが反応はなく、明日の朝マヅメが勝負と早めに就寝とした。

最終日に待望のアカメをキャッチ

たどり着いた答えは、岸沿いを回遊するアカメをサイトで探し、見つけたアカメをラバージグで食わせにいく。最終日の朝マヅメ、最初に見つけたアカメはすぐさまラバージグを吐き出しフッキングできなかったが、続けて見つけた3匹で回遊する先頭のアカメにラバージグを入れるとバイト。

日本三大怪魚『アカメ』を釣る【高知】まさかのラバージグでのヒットのワケとは?アカメヒット(提供:TSURINEWSライター稲垣順也)