流入河川では常夜灯のある橋の明暗周り、合流点といった変化を釣っていく。アカメを狙う上で用意すべきものとして大型のヒットを想定した備えが必要になる。大型魚をしっかりとホールドできる大型のフィッシュグリップ、大型ペンチ、手を保護するグローブ、蘇生を行う際必要になるストリンガーなどは用意しておくといい。

アカメは体長1m、重さ20㎏を越える大型魚である。キャッチした後の扱いを誤るとアングラー側がケガを負う危険もある事を理解して狙っていきたい。

エリアの下見から

8月8日宮崎県日向灘沖で地震の発生により巨大地震注意報が発表された中迎えた夏期の長期連休。予定していた高知遠征を見送るか悩んだが、移動に関して特に規制がなかったため、遠征を決行する事にした。連休真っ只中の8月13日夕方、車に荷物を積み込み自宅を出発した。

私の住む愛知県西部から浦戸湾のある高知県まではおよそ450km。途中休憩を入れながらのロングドライブだ。現地に到着したのは日付が変わった8月14日の深夜1時間過ぎ、過去に何度も来ている浦戸湾だが、まずは今回釣りをするエリア全体を見て回る。

アングラーを見かけたら挨拶をしつつ近況を伺っていく、連日の猛暑の影響か、活性は低い状況のようだ。

実釣初日はアカメのチェイス&バイトのみ

朝まではポイントの下見に時間を費やし、迎えた朝マヅメ、流入河川の石積み沿いにキャストしたビッグベイトに80cmクラスのアカメがチェイスしてきた。しかしバイトには至らず、日が昇った午前8時、夜に備え休憩をはさみ仮眠を取る。

再スタートは、暑さの収まる17時過ぎ、朝にチェイスのあったポイントで岸沿いを泳ぐアカメを発見。ビッグベイトをキャストし何度か誘い、バイトに持ち込むがフックアップせず。そのままアカメは深みへと消えていった。夕食をはさみナイトゲームに突入するが反応の無さと疲れもあり早めの就寝とした。

2日目は反応得られず