■スマホに表示されたメッセージに大笑い
ことの経緯について、高木さんは「ここのところ宅配業社がインターホンを鳴らしても、留守番をしている子供がゲームに熱中していて気づかず、不在扱いにされる事件が多発していました」と振り返る。
そこで高木さんの息子は「怒られるのもいやだ」「ゲームもやりたい」というジレンマを解決すべく、「インターホンが鳴ったら自動的にゲーム画面に通知が来る仕組み」を閃いたのだ。
そこでインターホンの説明書を調べてみたところ、内部にあらかじめ「鳴らされたときに電子回路を起動する端子」が備わっていることに気づき、実際に装置を作ってみた…というのがことの顛末で、本人曰く「非常に簡単に作れる」とのこと。
高木さんは「部屋で仕事をしていたら『ちょっと見ていて』と子供からスマホを渡され、インターホンの前に立たされました。そして子供が外に出てインターホンを鳴らすと、スマホの画面に『インターホンがなりました』と表示され、大笑いしてしまいました」とも語っており、その様子を想像するだけでこちらまで笑顔になってしまう。