■「手書き」は脳を活性化

実験結果では、「手書き」は脳の視覚、感覚、および運動の皮質間で、コミュニケーションを必要としていることがわかったという。

「手書き」では文字によって書き順が異なり、動きのパターンが必要になってくる。そのため脳が活性化され、学習や記憶力の向上も期待できると結果づけている。

一方で、デジタルペンを使用する際、人は文字を視覚化して単一認識しているため、視覚と運動の皮質での脳活動が少ないことがわかったそうだ。

同研究から、「手書き」は高齢者の認知的利点を実感できる可能性があるとも示唆されている。さらに脳がまだ発達途中の幼少時期に総合的な学習プロセスを実施することで、最大の効果を得られるのではないかと予測している。

(取材・文/Sirabee 編集部・本間才子)

提供元・Sirabee

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