■「自虐ネタが上手すぎる」と話題
ところで読者諸君は「埼玉県民」をご存知だろうか。「山田うどん」を主食とし、「北辰テスト」に学び、週末は主に「池袋」で遊び、「海」を見たことがない、気の良い民族である。
そんな埼玉県民の実態を赤裸々に描いた作品が、かの『翔んで埼玉』。昨年11月には映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が公開され、大きな話題を呼んだ。
そして埼玉県民の過酷な境遇、ならびに『翔んで埼玉』を象徴するフレーズこそが、同作に登場する「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」なる台詞なのだ。
7文字からなる「埼玉県民の主食」を乗せたラーメンは瞬く間に話題となり、件のポストは投稿から数日足らずで7,000件以上ものリポストを記録。他のXユーザーからは「自虐ネタが上手すぎる」「もはや自虐を通り越してるだろ」「これを食べるためだけに、このSAに行きたい」「けっこういい値段するのが面白い」など、称賛の声が相次いでいた。
なお、ポスト投稿主・綾織さんにラーメンの感想を尋ねたところ、「ニラとにんにくが効いた、味噌ベースのラーメンでした。ガツンとしたスープですが、そこらへんの草たちが山盛りなので罪悪感も薄く、大満足な逸品でした」「『翔んで埼玉』のあのシーンのような状況で口にすれば、風邪も吹き飛ばせるようなスタミナメニューでした」と、大変満足した様子の回答が。
そこで今回は、話題の「上里サービスエリア」内施設を運営する「西武レクリエーション」に、詳しい話を聞いてみることに。その結果、地元が埼玉(浦和)の記者も驚きを隠せない、衝撃の事実が多数明らかになったのだ…。