■入社1年目の社員が考案
日清ヨーク株式会社によれば、同商品を企画したのは2023年4月に新卒で入った入社1年目の社員だという。今回は、画期的飲料を企画した担当者に話を聞いた。
話題の商品を考案した経緯に関して、担当者は「新卒で入社してすぐに紙パック飲料(450ml)の新商品開発を担当しました。入社したばかりで右も左も分からない状態だからこそ、とにかくお客様の視点に立ち、思わず『わかる!』と共感を呼ぶ商品を作りたいと考えを巡らせていたところ、子供の頃にわくわくしながら飲んだ『みかん缶のシロップ』を商品化するアイデアが思い浮かびました」と説明する。
老若男女問わず懐かしさを抱く商品のようだ。担当者からは、「みかん缶のシロップをわくわくしながら飲んだり、親に飲むことを制限されたり、兄弟姉妹で取り合いになったりと、懐かしいエピソードをお持ちの方も多いのではないかと思います。あの日憧れた味を思う存分飲める夢のようなドリンクを目指し、本商品の開発をスタートしました」というコメントが寄せられている。