■将来は看護師の道へ

リリーさんは将来は看護師になる夢があること、「たとえ誰かを助けるために自分の命が犠牲になっても、悔しくはありません」とも語っている。これほどの恐怖体験をしたにもかかわらず、「手を差し伸べなかったほうが一生悔いが残る」と感じるという。

アードモア警察署のジェレム・ロビンソン署長は、声明のなかで「ふたりとも本当に危機一髪でした」と述べている。車椅子の女性は足に軽いケガを負ったものの、病院で治療を受けて現在は回復中だという。