■乗船客らには移動中の苦労が…

取り残された乗船客8人の中で、アメリカ・サウスカロライナ州出身のキャンベル夫妻は、「サントメ・プリンシペの人々は非常に親切でした」と振り返る。

ほとんどの客は船に貴重品を置いたまま下船しており、同夫妻のみが現金やキャッシュカードなどを所持していたのだという。そのため移動にかかった宿泊費など7,500ドル(約113万円)は、キャンベル夫妻が支払っていたのだった。

夫妻は、複数の言語の問題やドルを受け取らない地域など、移動中の困難を経験したため「クルーズに戻るかどうかを迷った」という。また、「船舶は規則に従うべきだが、ホスピタリティ産業であることを忘れず、乗船客の安全と幸せも優先するべきだ」とメディアに語った。

(取材・文/Sirabee 編集部・本間才子)

提供元・Sirabee

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