最近はドライバーの間でも周知が進んだ
しかし、「追い越し車線から渋滞が始まる」という事実は、最近広く知られるようになってきました。高速道路ではたびたび、渋滞予防のためのキープレフトを呼びかける看板などが設置され、実証実験の結果もWEB上で確認できるようになりました。
こうした事実を多くの人が知る前は、渋滞時は走行車線の方が早く進み、追い越し車線が遅いという状況だったのですが、事実が正しく知られるようになり、渋滞時に車線ごとに発生する進行状況の差は、年々小さくなっています。
高速道路の維持管理を行うネクスコに話を聞くと、「渋滞予防のキープレフトや、渋滞時に走行車線にいる方が早く進むという事実は、10年前と比較すると、多くのドライバーが認知していると思う」と話がありました。