通常の狙いは捕食帯の底層ですが、今日は中層で、それも上側の枝ハリに喰うので、表層近くのシラスを狙ってタナが上になっています。ジギングだと狙わないタナかもしれませんが、仕掛け全長があるチョクリ釣りの優位な点で、正解な選択でした。

播磨灘の青物シーズン開幕【兵庫】ツバスを狙ったチョクリ釣りで10匹をキャッチ魚探に反応(提供:TSURINEWSライター丸山明)

2時間釣って9時過ぎ、まだ釣れるでしょうが釣果7匹、暑さ対策の沖上がりの時間になりました。ここで無茶をしたらじいさんはいけません。ひとりだと気楽に退散ができます。

釣行記

おもしろさは余韻に残り、翌日も朝の時間帯の涼しいうちに同じパターンをしました。潮は、30分遅れますが同様の潮で、期待充分です。塩梅よろしく良いパターンで釣れ始めました。昨日の魚は、初物で人気高いお裾分けになり、おうちにあれま!少しだけ……、今日は、我が家の食材確保です。

ツバスサイズでも青物の引きは強いので面白く、6匹釣ってラストワンチャンとしたら、なんと4匹も喰ってきて、10匹!これだからチョクリ釣りは、凄いんです。これだけ釣ると過剰。釣った魚は必ず食べることにしていますが、食材確保完了です。潮が効いて2時間で10匹ならば、ジギング船6時間の釣り生産性と遜色ないレベルでしたので、大満足です。涼しい時間帯に釣って9時半、さっさと帰港します。

播磨灘の青物シーズン開幕【兵庫】ツバスを狙ったチョクリ釣りで10匹をキャッチツバス10匹ゲット(提供:TSURINEWSライター丸山明)

波止からも十分に狙える時期になりました。刺身塩焼き酢じめとたくさん食べました。ツバスなんかと言わずに、この夏の若魚は、あっさりしていて暑い時期にたいへんおいしい肴です。これからどんどん大きくなっていきますので、釣りながら成長を見るのもおもしろいです。さあ、狙いましょう。

<丸山明/TSURINEWSライター>