「つるむらさき」とは

「つるむらさき」の旬となる収穫時期はいつ?なぜ名前に「ムラサキ」と入っているの?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「つるむらさき」についての豆知識をまとめます。

名前に「ムラサキ」と付く理由

「つるむらさき」は緑色なのになぜ紫と入るのでしょうか?

「つるむらさき」の名前に「むらさき」が含まれるのは果実が熟すると紫色に変化することに由来しています。
原則若い状態で収穫されるのが一般的ですが、果実が成熟すると外皮が黄色からオレンジ色に変わり最終的には紫色になります。

そこから「むらさき」という名前が付けられたのだとか。

つるむらさきは暑さに強い

「つるむらさき」は一般的に暑さに強いとされています。

「つるむらさき」は熱帯や亜熱帯の気候に適応しており、高温多湿な環境下で育つことでも知られています。
現に直射日光や高温に対しても比較的耐性ありです。

暑さに対して耐性があるため、夏の気候下でも成長しやすいです。
ただ、水分を好む植物でもあるので水やりには注意を払う必要があります。

寒さには弱いという一面も

「つるむらさき」は一般的に寒さには比較的弱いとされています。

「つるむらさき」は熱帯や亜熱帯の気候に適応しており、寒冷な気候にはあまり適していません。

低温や霜が発生する寒冷地では「つるむらさき」の生育や果実の発育が制限される可能性があります。
寒冷な気候下では植物が凍傷を受けたり、成長が停止したりすることもあるので注意しましょう。

グリーンカーテンにもできる

「つるむらさき」はつる状の茎が伸びる性質を持っているため、グリーンカーテンとしても利用できます。

グリーンカーテンは植物の茂みやつるを利用し、建物の壁やフェンスなどに緑のカーテンを作ることを言います。

「つるむらさき」は成長が旺盛でつる状の茎が広範囲に伸びることから、そうしたグリーンカーテンにも適しています。
ただし、グリーンカーテンとしての利用には適切な栽培管理が必要です。

成長に伴って茎を誘導しつつ不要な茎を切り除いたり、適切な水やりや肥料を与えたりしなくてはなりません。
その点は適切な知識と技術が必要となるでしょう。