■サラエボ事件

恐ろしい負の一致「ダーク・シンクロニシティ」の実例8選! 同期死、同期不幸…理屈では説明できない絶望の連鎖とは
(画像=サラエボ市民と触れ合うフランツ・フェルディナントとゾフィー「Wikipedia」より引用,『TOCANA』より 引用)

 第一次世界大戦の引き金となったサラエボ事件にも奇妙な一致があった。オーストリア・ハンガリー帝国の皇位継承者フランツ・フェルディナントが、過激派テロ組織のメンバーだったネデリュコ・チャブリノヴィッチに暗殺された際、フェルディナントが乗っていた車のナンバーは「A III118」。これは奇しくも、第一次世界大戦の停戦記念日(Armistice Day)1918年11月11日と一致していたのだ。

■リンカーンとケネディ

 最も有名なダーク・シンクロニシティといえば、暗殺された2人のアメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンとジョン・F・ケネディだろう。

・リンカーンの大統領就任(1860年)からちょうど100年目にケネディが大統領(1960年)に就任した。 ・ともにジョンソンという名の副大統領がおり、暗殺後に大統領に就任した上、両ジョンソンはちょうど100年違いで誕生している。(アンドリュー・ジョンソン1808年生、リンドン・ジョンソン1908年生) ・リンカーンにはケネディという秘書がおり、ケネディにはリンカーンという秘書がいた。 ・金曜日に妻の隣で頭を打ちぬかれて殺害された。 ・リンカーンはフォード劇場の7番のボックス席で殺害され、ケネディは先頭から7番目のリンカーン・コンチネンタル(フォード社)に乗っていたところを殺害された。 ・犯人は3つの名前をもち、アルファベットの合計がちょうど15になる。 ・犯人を逮捕した警察官の名前がともにベイカー。 ・2人とも自身の暗殺を事前に予言していた。