本命の49cmアメマスをゲット

そこでそのポイントが始まる1番頭に狙いを定め、7cmのちょっと大きめのミノーをキャストします。狙い通り瀬頭の白泡が立っている部分にミノーを滑り込ませてちょっと大さっぱにアクションをつけていきます。

ミノーをタンっ!タンっ!タンっ!とジャークさせて次のアクションをつける瞬間、一気にロッドがしなり気がつけばドラグが絞り出されていました。

ズゴーンとダッシュするその勢いから初めはサクラマスをかけてしまったかと思いきや、白い斑点がちらっと見えてきました。間違いなく本命のアメマスです。

掬おうとすればダッシュで距離を取られる、という一進一退を繰り返し何とかランディング。そのアメマスは、銀が強い魚体ながらしっかり白い斑点を纏い、さらに思っていたよりも良いサイズ、50まであと少しの49cmでした。

初夏の渓流ルアー釣りで59cm遡上アメマスをキャッチ【北海道・後志エリア】49cmのアメマスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・小峠龍英)

増水の夕活

それから数日後、仕事終わりに前回よりずっと上流のポイントにエントリーしていました。時間は18:00前でやや増水している様子。狙いはもちろんアメマス、イワナやヤマメもウェルカムなのでネットはいつもの渓流用サイズで臨みます。

そのポイントは岩盤の淵からガンガン瀬→小規模のプールと続いていて、岩盤の淵にはいつも魚が溜まっています。まずはガンガン瀬にスプーンを直ダウンでボサが被っている小プールに送り込みます。

45cmのアメマス手中

早速コツコツとコンタクトがありますが、恐らく小さなヤマメなのでそのまま無視して引き上げます。そのまま立ち位置を小プールにアップクロスの形でキャストできる位置まで移動して6gのシンキングミノーに替えて再度トライ。

すると着水直後にグイッと引ったくるバイトが。しっかりフッキングして食い込ませると、その魚はそのままグイグイとガンガン瀬を降ろうとダッシュします。

増水の勢いもあって、流石にそればラインブレイクの危険もあったので、ドラグをフルロックにしてテンションを維持しながら半ば無理矢理掬い上げます。

ネットに横たわっていたのは、太い見事なコンディションのアメマスでした。45cmと悪くないサイズで大満足。

初夏の渓流ルアー釣りで59cm遡上アメマスをキャッチ【北海道・後志エリア】体高のある45cmのアメマス(提供:TSURINEWSライター・小峠龍英)

そのまま帰っても良かったのですが釣りを続行。30分で中〜小型のイワナとヤマメを数匹キャッチして帰路につきました。

初夏の渓流ルアー釣りで59cm遡上アメマスをキャッチ【北海道・後志エリア】中型のヤマメも釣れる(提供:TSURINEWSライター・小峠龍英)