「G29」は、X字型スポークが特徴であった「Gr.A エボリューションIV」の意匠を模したクロスメッシュデザインが特徴です。
Y字型あるいはV字型スポークを採用する一般的なメッシュホイールよりも幾何学的な複雑性が追加されることでプレミアム感を演出。
スポーク交点のセンターハブ側はスルーホールとして軽量化に寄与するとともに、さらにクロスメッシュデザインの独自性を際立たせています。
スポークの本数は「Gr.A エボリューションIV」の10本から9本へ減らす代わりに、スポークを太く設計し鍛造ホイールの強さを表現。
スポークとフランジ部分をつなげて一体型とすることで、伸びやかさと大径感を強調させる工夫を凝らしています。
ビジネス
2024/08/21
レイズ、“ボルクレーシング”から新作「G29」登場|不朽の名作を最新テクノロジーで蘇らせた鍛造1ピースホイール
また、センターハブ部におけるスピンドルパッケージ風の凝ったデザインも「G29」の特筆点です。
ホイールナットカバーを用いていた「 Gr.A エボリューションIV」の意匠に現代的なアレンジを加えつつ切削加工で表現。往年の名作の意思を継承したデザインといえます。
眺める角度で表情を変える新色「シャイニングスーパーブラック」
ホイールカラーは艶感を強調した「シャイニングスーパーブラック」の1色のみ。
表面光沢により光の当たり具合によってはシルバーにもダーククロームメッキにも見える2024年の新色です。
丁寧にR処理されたスポークエッジが煌めくことでスポークの輪郭を浮かび上がらせ、光の当たり具合や眺める角度によって多彩な表情を見せます。
リム部には、レイズの特許技術「A.M.T.(Advanced Machining Technology)」による精密な切削加工により実現した、アルミ切削特有の金属光沢を放つ「VORK RACING」のマシニングロゴがアクセントとして備わっています。
その他の文字は同じくマシニングロゴにてセンターハブ付近へ集約させて全体の調和を図っています。
レクサスやBMWなど国内外プレミアムカー向け21インチサイズを広くカバー
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