公道では、レクサスRXで自社開発の自動運転システム(レベル2程度)の同乗試乗も実施。当日はあいにくの雨模様であったが、カメラだけでなくAIも車線を検知しているので、中央を走行することができるという。現状は駐車車両やステアリングを大きく切る場面には対応していないとのことだったが、その精度は高い。
チューリングは今後、2023年内に自社EVでの走行を実現し、2024年に自社EVを100台販売、2025年に完全自動運転のプロトタイプを完成させ2028年に量産開始、2029年にレベル5の自動運転達成し2030年に1万台生産という、非常にスケールの大きいプランを打ち立てている。
CEOの山本氏は、「テスラを超えられず大きくなれなかったらこの会社は死ぬ」と、その意気込みを語ったが、果たしてチューリングが世界の自動車メーカーに衝撃を与える日が来るのか、これからが非常に楽しみだ。
文・相澤隆之/提供元・CARSMEET WEB
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