■東京マラソン財団に問い合わせた
「立ちション」と「ポイ捨て」に関して、運営側はどのような対策を取っていくのだろうか。東京マラソン財団に問い合わせた。
まず、トイレ問題に関して、今大会ではスタート地点に650基の仮設トイレを作ったという。「スタート650基、コース上397基、マラソンフィニッシュ67基と計1,114基設置し、常設のトイレもご案内しています。また、事前の参加案内にも『トイレ以外のところで用を足すことは禁止です』と記載しております」(東京マラソン財団)。
対策は講じているが、参加ランナーの数を考えるとまだトイレの数が足りないようだ。とはいえ、「禁止」と案内されているにも関わらず、今回のような行為に及んだランナー側に問題があるのは明らかである。
「ポイ捨て」対策のため、今後、ゴミ箱やウェアボックスの数は増やすか尋ねたところ、「設置場所含めて設置数について検討してまいります。また、ゴミを出さない工夫をしてもらうよう、参加のしかた等を呼びかけてまいります」(前出・東京マラソン財団)とのことだった。
一連の件を総括して、「今後の運営上、優先順位の高い事項として捉えております。このようなことがないよう対策を検討し、注意喚起および対応を徹底してまいります」(前出・東京マラソン財団)という回答を寄せていた。
運営側も改善に向けて動いていくことと思うが、ランナー一人一人が定められたルールやマナーをきちんと守ることを徹底してほしい。
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)
提供元・Sirabee
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