■ランナーが明かした「トイレ事情」

東京マラソン、「立ちション」より深刻な問題に愕然… 地元住民から怒りの声
(画像=『Sirabee』より引用)

過去に東京マラソンに参加したことのある男性は、今回の件について「絶対許されることではない」と前置きしつつ、大会のトイレ事情についてこう語る。

「ランナーの数に対して、設置されるトイレの数が少ない印象です。毎回すごく並ぶので、スタートする40~50分前に行っておかないと、間に合いません。そうして用を足しても、外はすごく寒いのでトイレが近くなります。でも、直前にトイレに行ったら列に並ばないといけません。スタート直前に用を足したい時は、自分のスタートが遅れるのを覚悟して列の最後尾に並ぶか、最初の1~2キロ走ったところにある沿道の仮設トイレに駆け込むかのどちらかになると思います」(東京マラソンの男性ランナー)。

前出の男性ランナーは、今回のように「立ちション」で済ませる人を見たことがあると話す。

「ごく少数ではありますが、以前からやる人はやっていた印象です。今回は集団心理が働いて、『あの人、あそこで立ちションしてる。じゃあ、俺もやっちゃおう』という人が続いてしまったのではないでしょうか」(前出・男性ランナー)。