そんな尊敬できない人から罵声を浴びせられたら、必然的に反骨精神が育ってくる。「こんな人間に負けてたまるか。仕事で圧倒的に差をつけて見返してやる」という気持ちになるのだ。負けたくなくて休日出勤や早朝に出勤して仕事を頑張ったことでビジネススキルが育っていった。そうなれば段々、相手に文句を言わせないようになってくる。最後はもう何もいってこなくなった上司もいて、だがビジネススキルはそのまま残り続けるので「殴られっぱなし」で終わらせなかったことは良かったと思っている。
相手が立場の強さを利用して不当に暴力的支配をしてくるのに対して、同じように暴力で返すのでは能が無い。文句を言わせないレベルに仕事で結果を出してやれば、相手も何も言えなくなる。
それまでは「会社は上司や先輩が責任を持って自分の子供のように部下を育てる義務がある」と甘く考えていた瞬間もあったが、良くも悪くもそんな甘さを消して必死に頑張れたのは振り返ると良かったと思っている。
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繰り返すがパワハラは犯罪であり、いかなる立場、文脈であろうとも肯定されることはあり得ない。しかし、「辛かった。苦しかった」で終わらせるのも悔しい。せっかく苦しんだなら、そこから1つでも学び、教訓を得たり強さに繋げて転んでも手に掴んで立ち上がりたい。
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